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過去に作った”意味が分かると怖い話”を 淡々と保存していきます。 解説を読みたい場合は、[more]を クリックしてください。
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私は仕事のときはいつも電車に乗っている。

今日も電車に乗っていると、突然目の前に女性が現れた。

ああ、またか。気が滅入ってしまう。


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この山の崖は景色が良くてちょっとした名所。
展望台に出ると風が気持ちいい。
展望台の先には望遠鏡が設置されている。 
 
 
自分の家はあっちの方角かな、なんて考えながら近づくと、
同じタイミングで一人の男が近づいてきた。
「あ、お先にどうぞ」
『ありがとうございます』
 
 
男は身を投げた。
 
 
あの時譲らなければよかった。
 
全身に痛みを感じながら、俺は後悔している・・・
 
 

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一人旅で乗った小さな客船で、
船縁(ふなべり)から夜の海を眺めて、ロマンに浸っていた。
不意に後ろから船長さんに声を掛けられた。
若くて割とルックスもいい。
軽く色めきたちつつ、適当に話をしてて、
「船のお仕事って大変でしょう」
と話しかけると、
「そうでも無いですよ。女性だとそう感じるかも知れませんね」
色々聞かせてもらって、
このまま寝室に呼ばれないかな、とか
淡い期待も抱いたけど、残念ながらそんな事も無く(笑)、
夜も更けてきた頃に、船長さんはそろそろ部屋に戻ると言い出した。
でも、最後にこんな意味深な事を呟(つぶや)いた。
「女性が一人で夜の船縁に居るのは危険なんですよ。海に呼ばれるから」
その時は良くわからなくて、そうですかーって適当に相槌打って

先に寝室に戻った。
でも翌朝、大騒ぎしている船員達に、何事かと聞いてみて

仰天(ぎょうてん)した。
船長が船縁から身を投げたらしい。
ちょうど自分と別れたあのあと。遺書は無かったと。
その時、船長の最後の言葉が浮かんできたよ。
彼女はきっと海に呼ばれたんだって、今でも俺はそう思ってる。

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