いつも通り学校に行くと、私の机に花が置いてあった。
わけがわからず、友達に聞いても様子がおかしい。聞こえないみたいに。
誰にも聞こえてない。誰とも目が合わない。
どうやら私は誰にも見えない存在になったようだ。
正直それならそれでいいと思った。
ただ、何でこんな状況に置かれたのか、私には理解できない。
ずっと・・ずっと考えていたけど、きっかけだって思い出せないし、思いつかない。
あぁ、そうか・・私はもうみんなとは違うんだな。
いまの私のような存在は、ここにいてはいけないんだろうな。
私は自分の席を立ち、窓から外へ飛び出した。
空を飛ぶって気持ちいいなと思った。
薄れる意識の中、学校中のみんなが私を見ているのに気づいた。
少し 嬉しか っ た
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imikowa88
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