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過去に作った”意味が分かると怖い話”を 淡々と保存していきます。 解説を読みたい場合は、[more]を クリックしてください。
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俺の友達にKというオカルト好きな奴がいた。

ある日、Kが俺に見て欲しいものがあると言って、

ビデオテープを渡してきた。

なんでも、幽霊がでるというある廃トンネルに、真夜中に

ネットで知り合ったオカルト仲間とともに行ったらしい。 

そのトンネル内をKが撮影したというのだ。 

見てみると、Kのオカルト仲間達が、ライトで照らしながら

薄暗いトンネルを歩いていた。 

するとKが「そこでとめてくれ」といった。

俺は慌てて一時停止ボタンを押した 

「左端の方をよーく見てくれ」 

見てみると子供が背中を向けて立っていた 

かなり不気味だ……。

「言っとくけどやらせじゃないぞ。マジだから」 



何か胡散(うさん)臭いな~と思いつつ、

このビデオを別の友達Sに見てもらおうと思い、

Kからビデオを借りた。 

Sに先入観なしで見てほしかったので、 

何の説明もなく手渡した。 




その晩Sから電話かかってきた。

「ビデオ見たよ。心霊スポットを撮影したんだろ?」 

「そう。Kが撮ったんだ。何が写ってるかわかった?」 

「子供だろ!?何か胡散臭いよな」 

「そうそう、アレたぶん人形か何かだろう」 

「まー不気味であることには変わりないけどね 
 なんかすごい目が光ってた」

「でもKはやらせじゃないって言い切るだろうな」 

「アハハハハハ」 

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その日はよく晴れた日だった。
午後4時半、学校から帰って来た俺は居間でTVゲームをし、
午後7時、家族で夕飯を食べた。
だが母親の様子がどこかおかしい・・・
いつも明るい母がまるで『得体の知れない何か』に取り憑(つ)かれたように静かなのだ。
 
 
俺は夕飯を食べ終え、違和感を覚えながらも宿題をしようと自分の部屋へ行った。
部屋に入った瞬間、更に『形容し難い何か』を感じ取った。
しかし今日の宿題だけは絶対にやらなければならない。不安を感じながらも
それに専念した。
そして午後11時、宿題も終わり、そろそろ寝ようと思い、ベッドに入った。
その瞬間なにか奇妙なものを感じた。普段『あるもの』が足りないような感覚だ。
しかしそれが何か理解できず、どうしようもない恐怖や不安が俺を襲(おそ)う。
そして更に足首になにか虫のようなものが這(は)っているような感覚がした・・・
驚きのあまり布団から飛び出した俺は、その『這っている何か』を振り払った。
それは今まで見たこともないくらい巨大な女郎蜘蛛(じょろうぐも)だった。
俺はもう限界だと思い、居間にいる父親と母親に相談した。
 
 
父親は「男なんだから蜘蛛ぐらいでビビってんじゃねぇ!!」と怒鳴り散らす。
そして母親は「・・・今日・・・天気よかったでしょ?・・・だから布団を干したのよ、
その時にでもひっついたのかしらね・・・」と口を開いた。
あきらかに様子がおかしい。俺の知っている母さんじゃない・・・。
何かに取り憑かれ、みんなが寝静まってから、父や俺を
殺そうとしているんじゃないか。と、普段考えもしないような妄想が膨らむ。
そして「・・・はやく寝なさい」と母が言った。俺は何も言わずに自分の部屋に戻り
恐る恐る巨大な女郎蜘蛛を退治し、もしも『何か』に襲われた時のためと、
護身用のナイフを枕元に置いておこうと思った。引き出しを開けた。
そこには普段ある筈(はず)がないものがあった・・・。
 
 
・・・なぜこの本がこんなところに・・・・・・・・・。
 

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ウチの母は晩御飯を作る量が多い。

晩に食べ過ぎるのはよくないので自重してほしい。

文句言うとやんややんや言うし。
高校生の時、ダイエットを決行。晩御飯のあとに走る

といった感じ(決まって9時から)

走るコースに排水溝があったので、そこに食べたものを

戻してた(健康上よろしくないけど…)

とまぁ、こんな感じのを一ヶ月くらいずっと続けた。

ある日、用事が出来てしまって一日サボってしまった。

次の日、いつものように9時に家を出ていつもの排水溝へ。

紙切れが落ちている。


紙切れには
「昨日のモノはどうしたんですか?」
とあった。
ランニングを止めた。

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